慢性頭痛
日本人の3~4人に1人が頭痛を持っていると言われています。
慢性頭痛には、緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛などの頭痛があり、それぞれ症状が異なります。
緊張型頭痛
頭痛の症状を訴える方の多くが緊張性頭痛です。
精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っておこる頭痛と考えられています。
後頸部から始まる鈍痛で、肩こりを伴うことが多いのが特徴です。
解熱鎮痛薬、抗炎症薬、筋弛緩薬、抗不安薬、抗鬱薬、漢方薬などの服用による治療や、ストレッチなどの運動による治療等があります。
片頭痛
男性よりも女性のほうが症状を訴えることが多い頭痛です。日常生活に影響があり、動くと響いてつらく寝込んでしまうこともあります。
吐き気が出て、吐いてしまうこともあります。また光、音、においに過敏になることも知られています。
群発頭痛
1年から3~4年に数回程度、1か月から数ヶ月に渡る「群発期」に毎日のように決まった時間に発症する場合が多いのが特徴です。
診断、治療に関しては、自己判断せずに医療機関にご相談ください。