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認知症の予防に役立つ生活習慣

⚫認知機能を刺激すること

以下のような、認知機能に刺激となるような習慣を取り入れることが望ましいです。
・他人と会話すること
・趣味を楽しむこと
・新聞やテレビなどの情報を取り入れること
・家事や身の回りのことなど、できることをなるべく自分で行うこと
⚫運動
散歩などの有酸素運動(1日30分以上)
⚫睡眠
規則正しい生活、適度な睡眠

⚫食事
脳の組織の多くは脂肪で占められています。そのため良質な脂肪(DHC、EPA、αリノレン酸など)を摂取することは予防につながると言われています。
DHC、EPAはイワシ、サバ、マグロ、ブリ、アジ、サンマなどの魚に含まれています。ただし、DHAとEPAは、熱に弱く酸化しやすいので調理方法としては、お刺身が適しています。
αリノレン酸はえごま油やアマニ油などに入っています。

また、カレー、ウコン、緑茶、赤ワイン(大量の飲酒は認知症のリスクが高まるため注意が必要です。)などに含まれるポリフェノールは、第7の栄養素として注目されているファイトケミカルの1つであり抗酸化作用があるため、予防に役立つと言われています。

ビタミンB群の一種である葉酸の摂取することで動脈硬化などを引き起こすホモシテインを減らすことができ、予防に効果が期待されています。

その他のビタミンA、B、C、Eなども野菜や果物に多く含まれ、抗酸化作用を持つため認知症の予防に適しています。

上記の栄養素をバランスよく含んだ地中海食(野菜、魚、オリーブオイル、ワイン、全粒穀物、豆類、ナッツ類、果物が中心で肉類が比較的少ない)を食べることで、アルツハイマー病や心血管疾患などのリスクが抑えられることが明らかにされています。

高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を防ぐことは血管性認知症だけでなく認知症全般の予防につながるため、バランスのよい食事、塩分の適正な摂取、カロリー摂取を守ること、間食を控えることは大切です。

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